11月の上旬に、地元の自然公園の展示会に参加してきました。
今年の5月にも参加したので、今回が二回目です。
これは「まい作品展」という展示会で、この公園に関係した写真、絵画、彫刻などの作品が、古民家前の広場に並べられます。
僕は今回、四六判半切の紙に描いた、公園の風景画を持っていくことにしました。
一つ前の記事に載せた二点の絵です。
前回は厚紙に絵を貼って上から透明なシートを被せたのですが、それだと見栄えが悪いため、今回は額に入れることにしました。
せっかくセツで買ったのだから、有効活用しないと。
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当日は明け方まで雨が降っていましたが、朝には晴れてきました。
野外に展示するため、雨天の場合は中止だったので、少しほっとします。
僕は「重いなぁ…」と思いながら、公園まで二点の絵を歩いて運びました。
やっとの思いで、会場の古民家の前に到着しました。
そこには、すでに縦長の大きなベニヤ板がいくつも並べられていました。
一人に一枚ずつ、このベニヤ板が割り当てられています。
僕は板に対して横一直線に三ヶ所の穴を開け、ねじで固定する“?”型の金具(洋灯吊)を取り付けて、絵をぶら下げました。
ベニヤ板はそれほど厚みがないので、額の重さに耐えられるか心配だったのですが、思ったよりもしっかり固定されていました。
これなら大丈夫なようです。
僕は二点の絵を上下に並べ、その間にキャプションを付けました。
準備をしていると、あっという間に開場の10時になりました。
他の出展者は、鳥や昆虫、植物を撮った写真などを展示していました。
バードカービングを出している人たちもいましたね。
出展者は僕を除くと、ほぼ中高年の人ばかりでした。
もっと若い人も参加すればいいのにな…。
会場では、いつも細密な植物画を出しているNさんと再開できました。
高齢の女性ですが、元気でおしゃべりな人です。
「前よりも色が濃くなりましたね。特に古民家の深い茶色が好き。
前の絵はちょっと物足りなかったけど、今回は絵に強さがでてきましたね」
と、僕の絵の感想を言ってくれました。
また、絵手紙を展示していた女性は、
「久しぶりに新しく絵を展示する人が現れて、嬉しくなりました」と話していました。
日中はよく晴れて暑いほどだったので、なかなかの盛況ぶりです。
僕の絵も評判がよくて、嬉しい限りです。
ただ、しばらく展示していると、作品に日が当たるようになってしまいました。
ボランティアの女性に、「場所を変えませんか?」と言われたので、ベニヤ板ごと移動することにしました。
その女性に手伝ってもらって、日陰になる木の幹にベニヤ板を立てかけ、枝に針金を結んで固定しました。
それから、僕は子供向けの紙芝居を見たり、古民家の近くで植物のスケッチをしました。
午後3時に展示会は終了。
片付けをして、また「重いなぁ…」と思いながら、絵を持って帰りました。
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次の展示会は来年の5月です。
そのとき僕がどういう状況か、まだわかりません。
でも、できればまた参加したいと思っています。
Keisuke