蒸し暑い!
クーラーがないので、部屋が蒸し風呂状態です。
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さて、6月上旬のことになりますが、江ノ島に行って再度スケッチしてきました。
前回(そのときの記事はこちら)と同様に、大船駅から湘南モノレールで向かいます。
途中で江ノ電の線路を横切りました。
橋を渡って江ノ島へ向かいます。
今回は展望台の方面ではなく、島の東側に向かいました。
ここにはヨットハーバーがあり、数多くのヨットやクルーザーが置かれています。
さらに歩くと、島の最東端にある大きな白い灯台に着きました。
周囲には釣りをしている人たちがいます。
当初はここで描こうと思っていたのですが、なんだかいまいち…と感じてしまったので、別の場所を探すことにしました。
堤防の上を歩き、大きなテトラポットの横を通って島の南側に向かいます。
当日は天気が良く、上半身裸になってベンチに横になり、日光浴をしている人もいました。
堤防の終点からは、海岸の近くまで降りていくことができます。
そこは岩場になっており、ここでも多くの釣り人たちがいました。
この場所なら、スケッチするのに良さそうです。
僕は波しぶきがかからない場所にイーゼルを立て、描くことにしました。
時刻は午前10時半頃です。
波を描くのは難しかったのですが、適当にこんな感じかな、と思いながら描きました。
岩にはフジツボがびっしりと貼り付いていました。
点描でごつごつとした岩肌を表現してみます。
せっかくなので、釣り人たちも一緒に描くことにしました。
釣り人はあまり動かないので描きやすいです(笑)
12時頃に休憩のため一旦席を外し、近くの公園で昼食をとりました。
湘南の海岸付近では、外で食べているとよく鳶が襲ってきます。
そのため、頭上が開けていない場所で食べるなど、周囲に気をつけないといけません。
(一度、外で食べているときに、おにぎりを持って行かれたことがあるのです)
途中で寄り道をしながら、約一時間後に戻りました。
ちょっと時間を掛けすぎたな…と思って、スケッチしていた場所まで戻ると、ずいぶんと周りの印象が違っていることに気付きました。
かなり潮が満ちていて、この場所も危ないかもしれません。
午後になって風が強くなり、波も高くなってきました。
時間が経つと、さらに潮が満ちて徐々に足下がぬれてきました。
やばい!総員待避~!
僕は慌てて荷物を片付け、20メートルほど後ろに下がったところで、続きを描くことにしました。
でも、ここもいずれ危なくなるかもしれません。
僕は、近くの釣り人のおじさんに聞いてみました。
「潮はここまで満ちてきますかねぇ」
「ええ、そうだと思いますよ」
うーん、やっぱりそうか…。
僕は仕方なく防波堤の内側に移動しました。
ここからは全く海が見えないため、残りは記憶と想像で描くことにします。
ときどき、砂混じりの強い風が吹いてきました。
途中で海岸の様子を見に行くと、今まで描いていたところは一面海になっていました。
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午後4時頃に、スケッチは完成しました。
これでいいのだろうか…という思いはありましたが、それなりの作品にはなったかと。
まあ、スケッチ用具が飛ばされたり、紙が破れないでよかったと思うことにします。
その後に、ヨットハーバーに寄って帰りました。
とても夕日が綺麗でした~。
Keisuke