先日、セツで新入生歓迎の餅つき大会がありました。
餅つきといっても、みんなで杵でつくわけではありません。
スタッフの人が午前中から餅や料理を用意してくれたので、僕たち生徒はもっぱら食べるだけでした。
本当にスタッフの人たちには感謝です。
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授業は午後2時からスタートして、午後3時過ぎに一度休憩になります。
そのときに、アトリエの階段を降りたロビーの二ヶ所で餅を振舞ってくれました。
大きな鍋に入っているお雑煮のコーナーと、餅に五種類ほどのトッピングをするコーナーとがありました。
どちらも美味しそうだったので、僕は欲張って両方頂いてしまいました。
(ちなみに、餅のトッピングにはゴマとあんこを選びました)
お雑煮は、牛すじからのダシが濃厚でした。
どちらも美味しかったです。
…これだと、小学生並みの感想に聞こえてしまいますが、本当にそれしか書けません(笑)
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ちなみに、当日の授業は木炭を使った石膏デッサンでした。
こういうアカデミックな授業は、あまりセツではやらないと思っていたので、少し意外な感じもしました。
専門学校を卒業してからも、デッサンはちょくちょくやっていましたが、石膏デッサンに限っては…本当に何年振りでしょうか。
そのせいで、すっかり描き方を忘れてしまっていました。
さらに、鉛筆を使ってデッサンをしたことはありますが、木炭を使ったのは初めてです。
そのため、およそ3時間ほどで描いたのですが、あまり思ったような出来ではありませんでした。
顔の立体感はよく出ているのですが、髪の毛の向こう側に回りこむような感じが出ていません。
しかも石膏の白さが出せず、なんだかブロンズ像みたいな質感になってしまいました。
クロッキーと同様に、これももっと練習が必要のようですね。
ちなみに、僕が専門学校に行っていたころ、石膏デッサンは嫌いでした。
今でも、それほど好きではないです。
それはなぜだろう?と、僕は考えました。
もしかしたら、石膏デッサンは、ある程度「正解」があるからなのかもしれません。
石膏デッサンは、あくまで絵を描く技術や物を見る目を養うためであって、あまり個性が生かせるような場ではありません。
(もちろん絵を描く上で、技術や物を見る目は当然ながら必要になってきますが…)
そのため、自分自身の絵を見る目が自然と厳しくなってしまって、描いているときに少し窮屈に感じてしまうからです。
本当は何の制約も受けず、もっと伸び伸びと描きたいのですが。
Keisuke