北鎌倉の明月院でスケッチしてきました

ご無沙汰しております。一応生きてます。

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先日、北鎌倉に行ってスケッチをしてきました。

この日は暖かく気候も良かったので、久しぶりに外に出て描きたくなったからです。

まず、最初に訪れたのは北鎌倉にある東慶寺です。

ここは、江戸時代には女性の「駆け込み寺」として知られていました。

当時、離婚は夫のみにしか認められていませんでしたが、この寺で三年間尼として修行をすれば、離婚が認められたそうです。

東慶寺の入り口
東慶寺の入り口

ここは花の寺と呼ばれているように、境内には多くの木々が植えられ、四季折々の花を楽しむことができます。

今はちょうど梅の花が見頃を迎えています。

ですが!入り口には「スケッチ禁止」との貼り紙が…。

スケッチ禁止の貼り紙
スケッチ禁止の貼り紙

ダメ元で受付の人にも交渉してみました。

しかし、境内は狭くこの時期は観光客も多いので、一カ所に座って描いていると他の人に迷惑になってしまうそうです。

仕方がないので写真だけ撮りました。
紅白の梅の花がとても綺麗だったので、ぜひスケッチをしたかったのですが…。

梅の花
梅の花

境内を出て「さて、どうしよう?」としばらく考えましたが、第二候補の明月院に行くことにしました。

このお寺は特にアジサイが有名です。

開花を迎える六月には、入り口の前に行列ができるほど多くの観光客で賑わいます。

明月院の入り口
明月院の入り口

受付の人に尋ねたところ、ここでは他の人に迷惑にならなければ、スケッチしても構わないそうです。

中に入ってみると、今はちょうどオフシーズンのため観光客はまばらでした。

枯山水
枯山水
境内のリス
境内のリス

今は冬枯れの時期だったのですが、境内ではロウバイが咲いていました。
梅の花は本数が少なく、あまり咲いていなかったです。

ロウバイの花
ロウバイの花

境内を一通り見たあと、石造りの参道が見える場所に座って描き始めました。

この参道は、昔から取り替えられていないため、石の中央がすり減っているのだそうです。

(描いている途中で、地元のおじさんに教えてもらいました)

描いた場所
描いた場所

最近はセツのタブローのように大きな絵を描く気になれないので、いつものようにミリペンと透明水彩でちまちま攻撃です。

12時頃から描き始めて、午後3時過ぎまで描いていました。

当日は暖かかったのですが、やっぱり日陰になると寒いですね~。

途中経過
途中経過

というわけで、こんな感じに仕上がりました。

今はアジサイは枯れ枝の時期で、少し寂しい絵になってしまいました。
でも、これはこれで風情があって良いのではないかと。

完成したスケッチ
完成したスケッチ

帰りに葉祥明(ようしょうめい)さんの個人美術館に寄って帰りました。
(と言っても、美術館併設のショップを覗いただけですが…)

これから暖かくなってくるので、また外で描きたいですね。

Keisuke

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