グループ展「Branch off 展(PART8)」開催のお知らせ

今度、池袋のギャラリーで「Branch off 展(PART8)」というグループ展が開催されます。
僕も参加します。

期間は10月24日(土)から、28日(水)までです。
ダイレクトメールはこちら。

ダイレクトメール(表)
ダイレクトメール(表)
ダイレクトメール(裏)
ダイレクトメール(裏)

(僕は「木庭啓介」名義で載っています)

僕がギャラリーにいる日にちと時間帯は、

24日(土) 13:00~17:00頃
26日(月) 11:00~19:00
28日(水) 13:00頃~17:00

です。

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さて、このグループ展がどのような集まりか、少し説明をします。

このグループ展の主催者の松井先生は、昔に僕が専門学校に通っていた頃に、非常にお世話になった人です。

リアルなイラストを描く先生で、現役のイラストレーターでもあります。

代表作では、缶チューハイ氷結シリーズのパッケージイラストなどが挙げられるでしょうか。

先生は専門学校でリアルイラストレーションという授業を担当されていて、その名のとおり写真を見ながら本物そっくりに描くという内容でした。

(今は授業の名前は変わってしまっているようですが…)

授業は先生の名前を取って、松井ゼミと呼ばれていたりもします。

僕はそこで人物・動物・機械などのイラストの描き方を学んでいました。

先生は非常に技量が高く、「これがイラスト!?」と驚くような本物そっくりの絵を描きます。

しかも上手いだけではなく、なんとなく先生の絵だとわかるような個性もあります。

その技術を惜しげもなく授業中にホイホイと(?)教えてくれたのは、今になってみれば贅沢なことでした。

当時はあまり意識していなかったのですが、「もっとちゃんと話を聞いていれば良かったなー」と思います。

また、先生は生徒たちの個性を尊重してくれました。
僕がカラフルな色使いを獲得したのも、先生の後押しがあったからに他なりません。

先生は年に一度、松井ゼミのOBを集めて、池袋のギャラリーを借りて5日間ほどグループ展を開催しています。

今回が8回目ですね。

毎年、僕にも声をかけてくださるので、できるだけ参加するようにしています。

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Branch off展」は、そんな人の集まりです。

今年は、僕も含めて総勢44名が集まるので、かなり壮観になると思います。
中には本当に上手い絵を描く人もいて、僕には足元にも及ばない程です。

ただ、僕は最近、あまりリアルな絵を描こうとは思っていません。

なぜなら、あまり上手ではない絵も、それなりの魅力があることに気付いたからです。

「上手い絵」=「良い絵」であるとは限らないのですね。

それは、僕がセツに行き始めてから、自分の中で少しずつ価値観が変わり始めてきているからかもしれません。

また、最近は「写真そっくりに描いたイラスト」というものに、あまり興味を惹かれなくなってしまった、というのもあります。

最近では、実物やモデルさんを見ながら描いたり、外で風景をスケッチしたりするのが好きですね。

公募展に出す絵本の原稿も平行して描いているので、なかなかこちらの展示の準備は進まないのですが…。

(とりあえず、最低限の出す絵は決めています)

そんなわけで、興味があれば足を運んでみてください。

Keisuke

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