茨城の鹿嶋に行ってきました(2016GW・その2)

二日目は、鹿島神宮に行きました。

ここには去年の夏にも行きましたが(そのときの記事はこちら)、いろいろ描きたい場所がまだ残っていたため、もう一度行くことにしたのです。

天気予報では、午前中は晴れるものの、午後から曇りで夕方から小雨が降るとのこと。

なるべく早く描き始めて、早めに終わろうと思いました。

/////////////////////////

鹿島臨海鉄道を利用して、鹿島神宮駅へと向かいます。

学生たちがたくさん乗り込む中(この日は平日でした)、僕も一緒に乗り込みました。

駅からレンガ造りの坂を上って、鹿島神宮へと向かいます。
その途中には、鹿島が出身地である塚原卜伝の銅像がありました。

しばらく歩くと、鹿島神宮の大鳥居が見えてきました。
(神宮の説明は、前回書いたのでパスします)

鹿島神宮の大鳥居
鹿島神宮の大鳥居
楼門
楼門

拝殿に「今日、いい絵が描けますように」とお参りをします。

拝殿
拝殿

一通り境内をぐるりと回ってから、また元の場所に戻ってきました。

境内で飼われている鹿
境内で飼われている鹿
御手洗池(みたらしのいけ)
御手洗池(みたらしのいけ)

今回描こうと思ったのは、境内の参道です。

ここには、樹齢何百年という巨大な杉の木が並んでいます。
およそ一週間前には、ここを使って流鏑馬が行われたのだとか。

参道は丁寧に職員によって掃除され、あまり落ち葉がありません。

僕は通行人の邪魔にならないように、参道の端に座りました。
ここからだと、赤い楼門が少しだけ見えます。

そこにスケッチ用具を広げ、朝の9時頃から描き始めました。

描いた場所
描いた場所

昨日描いたスケッチの色が弱かったため、今日は水彩の透明感を生かすのではなく、白い絵の具を混ぜて強い色をガンガン上から乗せてみました。

普段使わないような、黒に近い「セピア」という色も使っています。

明度差を作るため、あえて何も描かない余白の部分も残しました。

途中経過
途中経過

でも、実際に描いてみると難しかったです。

「下手をすると、作品が完成ではなくまだ途中に見えてしまうかも…」と思って、なかなか大胆に余白を残すことができません。

(セツでは、余白の残し方が本当に上手な生徒がいるのですよ…)

鹿島神宮は昨日以上に観光客が多かったため、必然的に僕の描いているところを見られてしまいます。

彼らは僕の絵を見て、「綺麗な色だね!」とか「下描きはしないんですか?」とか、口々に感想を言ってくれました。

僕は気恥ずかしかったのですが、別にそれほど気になりません。

ただ、絵だけじろじろ見て、無言で立ち去られるのにはどうにも慣れません。
僕はなるべく描くことに集中しようと思いました。

描き始めた頃は晴れていましたが、天気予報通り、午後から曇って薄暗くなってきました。

さらに気温も下がり、じっとしていると寒いほどです。
僕はリュックから上着を取り出して羽織りました。

雨が降るといけないので、なるべく早く描き終えようとします。
決して、焦ってはいけませんが。

/////////////////////////

午後2時半頃に、一通り画面全体を塗ることができました。

まだ粗い部分はありますが、とりあえずこれで完成ということにしておきます。

完成したスケッチ
完成したスケッチ

鹿島神宮駅まで歩き、午後3時20分発の電車に乗ります。

鹿島神宮駅
鹿島神宮駅

最寄り駅から鹿島の家までの帰り道に小雨が降ったので、折りたたみ傘を広げて歩きました。

夕食は、昨日に引き続き父親が作ってくれました。

豚のしゃぶしゃぶとサヤエンドウの卵とじ。
おいしかったです。

三日目に続く!

Keisuke

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です