先日、前回に引き続き、また鎌倉でスケッチしてきました。
今回向かったのは、北鎌倉にある浄智寺(じょうちじ)です。
北鎌倉駅から歩いて7~8分程度です。
このお寺は、鎌倉幕府の五代執権・北条時頼の三男宗政の菩提を弔うために、夫人と息子の師時(もろとき)が1283年に創建したと言われています。
石段の参道を登ると、中国風の山門が出迎えてくれます。
ここもスケッチするのに良さそうなポイントですね~。
山門をくぐって中に入りました。
右に曲がると中庭が広がっており、その奥は藁葺き屋根の書院があります。
右手には梅がちらほらと咲いています。
また、苔むした地面からは、クロッカスの花が咲いていました。
墓地を左手に見ながら順路に従って進むと、岩のトンネルを抜けたところに布袋様の像があります。
この像のお腹をなでるとご利益があるのだとか。
その手前には、手押しポンプの井戸がありました。
(お墓参りのときに使うのかな?)
一通り境内をぐるっと回ったあと、先ほどの中庭にある木のベンチに腰掛けてスケッチを始めました。
途中でカラスがやって来て鉢植えの水を飲んでいたので、その場面も絵に付け加えます。
11時半頃から描き始めて、途中で休憩しながら、午後3時過ぎまで描いていました。
この日も暖かかったのですが、日が陰ると途端に寒くなりますね。
最後に仏殿に寄って、お参りをしてきました。
ここに祭られている阿弥陀・釈迦・弥勒の三如来は、それぞれ過去・現在・未来の三世を表しているそうです。
観光しながらスケッチすると一石二鳥になりますね。
本格的に暖かくなったら、また描きに行こうと思います。
Keisuke