告知がぎりぎりになってすみません。
最近はいろいろなことが重なって、かなり忙しいのです。
さて、僕が普段お世話になっている、横浜のYAMATE美術セミナーでアトリエ展が開催されます。
期間は4/1(金)~4/3(日)です。

僕は去年に引き続き、今年も参加します。
新作ではありませんが、スケッチを三点展示します。
去年に描いた絵本と作品ファイルも一緒に置きます。
僕は4/3(日)の、13時頃から18時頃までアトリエにいる予定です。
気が向いたら遊びに来てください。
Keisuke

木庭啓介のウェブサイト
告知がぎりぎりになってすみません。
最近はいろいろなことが重なって、かなり忙しいのです。
さて、僕が普段お世話になっている、横浜のYAMATE美術セミナーでアトリエ展が開催されます。
期間は4/1(金)~4/3(日)です。

僕は去年に引き続き、今年も参加します。
新作ではありませんが、スケッチを三点展示します。
去年に描いた絵本と作品ファイルも一緒に置きます。
僕は4/3(日)の、13時頃から18時頃までアトリエにいる予定です。
気が向いたら遊びに来てください。
Keisuke
先日、小田原の曽我梅林に行ってきました。
曽我梅林は、小田原の曽我地域に広がる梅林です。
別所、原、中河原の3つの梅林からなり、シーズン中には、約3万5千本の梅が一斉に咲き誇ります。
2月6日~3月6日の期間中には、小田原梅まつりというイベントも行われます。
流鏑馬(やぶさめ)や獅子舞の踊りなどが披露され、多くの人出で賑わうそうです。
僕は数年前に母親と来たことがあります。
「いずれまた来たいなぁ」と思っていたのですが、なかなか機会ができず…。
でも、この日はちょうど晴れていて暖かかったため、足を運ぶことにしました。
/////////////////////////
東海道線に乗り、国府津(こうづ)駅で下車します。
ここからさっそく梅まつりの会場に向かってもいいのですが、せっかくなので会場までハイキングをすることにしました。
ハイキングコースに向かう途中には、菅原道真を祭る菅原神社があったので、まずはお参りをします。

境内には石碑が置かれ、菅原道真が太宰府に左遷されるときに詠んだ和歌が彫られています。
「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
(こちらの石碑では「春を忘るな」になっていましたが…)

また、祭殿の手前には道真の使いである、撫で牛の像が置かれていました。
体の悪いところに触ってから、この牛を撫でると霊験があると言われています。

神社を過ぎると、ハイキングコースはミカン畑の中を通る急な坂になります。
う~ん、数年前に来たときには、こんなにきつかったかなぁ。
しばらく山に登っていないから、体力が落ちているのかも…。
それでも上の方まで登ってくると、かなり見晴らしが良くなってきます。
空気の乾燥した冬場は、箱根連山の向こうに富士山がくっきりと見えるそうなのですが、当日は霞がかかっていたため、ほとんど見えませんでした。

道の途中には無人販売所があり、大型の青島ミカンが5個100円で売られていたので、一袋買うことにしました。
リュックに入れると、急に重くなってしまいましたが…。

道の土手にはいろいろな花が咲いています。
すっかり春ですね。
オオイヌノフグリ、菜の花、スミレ、タンポポ、ホトケノザ、など…。
杉も茶色い雄花を付けて、全力で花粉を飛ばしています。
そんなに頑張らなくていいのに!
幸い僕は花粉症ではないのですが、一応予防としてマスクを着用していました。
(でも、途中でうっとうしくなって外してしまいましたが…)

しばらく歩くと梅の花が見えてきましたが、かなり散り始めていました。
この辺りでは、山の下よりも上の方が開花が早いのです。

一本松を過ぎて、展望の良い見晴台に向かいました。
しかし、どこかで道を間違えて、そのまま山を下ってしまいました。
仕方がないので、そのまま梅祭りの会場に向かいます。
山の下まで来ると、ここの梅はちょうど満開でした。
特にピンクのしだれ梅が綺麗でした。
また、早咲きの河津桜(間違っていたら指摘を!)もちょうど花を咲かせていました。

そして、人!人!人!
この日は晴天で暖かく、日曜日だったのですごい人出でした。
道の両側には屋台が出ています。
縁日で出されるような綿飴や、梅を加工した商品など、様々な食べ物が売られていました。
僕はここでスケッチをしようと思っていたのですが、これだけ人が多いと落ち着いて描けません。
というわけで、人混みから離れて下曽我駅のほうに向かいました。
駅周辺は畑になっており広々としています。
僕はどちらかというと、こちらの雰囲気の方が好きですね。

ここでは、以前に来たときにもスケッチしたことがあります。
(この絵は自分でも気に入っています)

駅でトイレを借りたあと、駅前の駄菓子屋に立ち寄っておこしを買いました。
店の奥には、ホンジャマカ石塚さんの「まいう~」と書かれたサインが置かれていました。
数年前にテレビの取材でこの店に来て、縁側でお茶を飲んだそうです。
それから、駅に行く途中で見つけた小学校の近くの梅林で、段差に腰掛けてスケッチをすることにしました。

学校では小学生のサッカーが行われていて、コーチが大声で指示を飛ばしています。
僕も小中学校でサッカーをしていたので、この感じはとても懐かしいです。
最初はミリペンで線画を描き始めましたが、途中で「ああ、しんどいなぁ」と感じてしまいました。
言い訳をすると、前日にセツで遅くまで描いていて、途中で眠くなったのです。
また、時間がなくなっため、予定を変更していきなり透明水彩で描くことにしました。
梅の花は白色だったのですが、描くのが難しかったので勝手に紅色に変えました。
まあ、そのくらいだったらいいよね!

結局、午後2時前から午後3時半頃まで描いていました。
でも、完成度としては以前に描いた方が上かもしれません。

帰りは下曽我駅まで歩こうと思いましたが、ちょうどいい時間にバスが来たのでそれに乗りました。
でも、国府津駅に行くつもりが、間違えて小田原駅行きのバスに乗ってしまったため、ずいぶん遠回りになってしまいましたが…。
それでも、存分に春を感じられた一日だったと思います。
Keisuke
先日、前回に引き続き、また鎌倉でスケッチしてきました。
今回向かったのは、北鎌倉にある浄智寺(じょうちじ)です。
北鎌倉駅から歩いて7~8分程度です。

このお寺は、鎌倉幕府の五代執権・北条時頼の三男宗政の菩提を弔うために、夫人と息子の師時(もろとき)が1283年に創建したと言われています。
石段の参道を登ると、中国風の山門が出迎えてくれます。
ここもスケッチするのに良さそうなポイントですね~。

山門をくぐって中に入りました。
右に曲がると中庭が広がっており、その奥は藁葺き屋根の書院があります。

右手には梅がちらほらと咲いています。
また、苔むした地面からは、クロッカスの花が咲いていました。

墓地を左手に見ながら順路に従って進むと、岩のトンネルを抜けたところに布袋様の像があります。
この像のお腹をなでるとご利益があるのだとか。

その手前には、手押しポンプの井戸がありました。
(お墓参りのときに使うのかな?)

一通り境内をぐるっと回ったあと、先ほどの中庭にある木のベンチに腰掛けてスケッチを始めました。
途中でカラスがやって来て鉢植えの水を飲んでいたので、その場面も絵に付け加えます。

11時半頃から描き始めて、途中で休憩しながら、午後3時過ぎまで描いていました。
この日も暖かかったのですが、日が陰ると途端に寒くなりますね。

最後に仏殿に寄って、お参りをしてきました。
ここに祭られている阿弥陀・釈迦・弥勒の三如来は、それぞれ過去・現在・未来の三世を表しているそうです。

観光しながらスケッチすると一石二鳥になりますね。
本格的に暖かくなったら、また描きに行こうと思います。
Keisuke
ご無沙汰しております。一応生きてます。
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先日、北鎌倉に行ってスケッチをしてきました。
この日は暖かく気候も良かったので、久しぶりに外に出て描きたくなったからです。
まず、最初に訪れたのは北鎌倉にある東慶寺です。
ここは、江戸時代には女性の「駆け込み寺」として知られていました。
当時、離婚は夫のみにしか認められていませんでしたが、この寺で三年間尼として修行をすれば、離婚が認められたそうです。

ここは花の寺と呼ばれているように、境内には多くの木々が植えられ、四季折々の花を楽しむことができます。
今はちょうど梅の花が見頃を迎えています。
ですが!入り口には「スケッチ禁止」との貼り紙が…。

ダメ元で受付の人にも交渉してみました。
しかし、境内は狭くこの時期は観光客も多いので、一カ所に座って描いていると他の人に迷惑になってしまうそうです。
仕方がないので写真だけ撮りました。
紅白の梅の花がとても綺麗だったので、ぜひスケッチをしたかったのですが…。

境内を出て「さて、どうしよう?」としばらく考えましたが、第二候補の明月院に行くことにしました。
このお寺は特にアジサイが有名です。
開花を迎える六月には、入り口の前に行列ができるほど多くの観光客で賑わいます。

受付の人に尋ねたところ、ここでは他の人に迷惑にならなければ、スケッチしても構わないそうです。
中に入ってみると、今はちょうどオフシーズンのため観光客はまばらでした。
今は冬枯れの時期だったのですが、境内ではロウバイが咲いていました。
梅の花は本数が少なく、あまり咲いていなかったです。

境内を一通り見たあと、石造りの参道が見える場所に座って描き始めました。
この参道は、昔から取り替えられていないため、石の中央がすり減っているのだそうです。
(描いている途中で、地元のおじさんに教えてもらいました)

最近はセツのタブローのように大きな絵を描く気になれないので、いつものようにミリペンと透明水彩でちまちま攻撃です。
12時頃から描き始めて、午後3時過ぎまで描いていました。
当日は暖かかったのですが、やっぱり日陰になると寒いですね~。

というわけで、こんな感じに仕上がりました。
今はアジサイは枯れ枝の時期で、少し寂しい絵になってしまいました。
でも、これはこれで風情があって良いのではないかと。

帰りに葉祥明(ようしょうめい)さんの個人美術館に寄って帰りました。
(と言っても、美術館併設のショップを覗いただけですが…)
これから暖かくなってくるので、また外で描きたいですね。
Keisuke