もう二ヶ月ほど前のことになってしまうのですが、六本木ヒルズに行ってきました。
セツの同期生であるWさんが、ここで開催されるイベントのお誘いを受けたためです。
「第一線で活躍するアーティストたちによる、 一夜限りのアートナイト」
このイベントを主催しているのはgoogleです。
他にも何名かのアーティストたちに声を掛けて、定期的にイベントを行っているのだとか。
アーティストの招待客も参加することは可能なので、お言葉に甘えて、僕も一緒にほいほいと付いていくことにしました。
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当日は、セツの授業が終わった後に、僕も含めた生徒4~5人で六本木ヒルズに向かいました。
六本木ヒルズは、10年以上前に一度だけ行ったことがあります。
僕が専門学校に在籍していた頃に、屋上にある森美術館を訪れたことがあるのですが、それ以来のことになりますね。
夜の街にピカピカと光る六本木ヒルズは、遠くからでも一段とよく目立ちます。
大きな蜘蛛のオブジェを見ながら入館し、受付を済ませてエレベーターで会場に向かいました。
会場はYouTube Space Tokyoという名前で、オフィスフロアの一角にあります。
しんと静まり返った廊下を抜けると、会場に到着しました。
会場には多くの参加者が既にいて、作品を眺めたり話をしたりしています。
正面にはステージがあり、今日展示されているアーティストのイラストや、製作風景がスライドショー形式で流れていました。
会場の一角にはバイキング形式の軽食(ベーグルやサラダなど)が置かれていて、参加者は自由に取って食べることができるようです。
また、飲み物が置かれているバーもあり、係員に言えば取ってもらうことができました。
アルコール類も置かれていましたが、僕はあまり飲めないのでお茶のペットボトルを頼みます。
窓からは、東京の夜景がとても綺麗に見えました。
その中でも、特に東京タワーは一段と光っています。
無料で参加してしまって、なんだか申し訳ないくらいです。
絵を展示しているアーティストは10名ほどです。
ほとんどはプロの人で、学生なのは同期のWさんだけだったようです。
会場には彼女の絵も展示されていました。
壁には数点の絵が掛けられていて、その手前には彼女の作品ファイルが置かれていました。
僕は作品ファイルの中の、暑さでぐでっとなっている人のイラストが特に好きです。
会場ではいろいろな作品を見ることができました。
ですが、一人当たりの作品点数はそれほど多くなく、周りも騒がしいので、じっくりと作品を鑑賞するという感じではありません。
どちらかというと、親交を深めるのが目的なのかもしれませんね。
僕の印象に残ったのは、小さな日めくりカレンダーの裏に、絵を毎日描き続けているアーティストです。
その絵は線画が中心で、どことなくユーモラスな印象を受けたので、とても面白い試みだと思いました。
その作者さんとは、少し話をする機会がありました。
彼は普段はパソコンを使ってイラストを描いているのですが、それと平行してこのようなアナログの絵も描いているのだとか。
作品点数が増えたら、個展をすることを考えているそうです。
そんな話をしているうちに、アーティストたちが前方のステージで話す時間になりました。
同期のWさんもとてもスムーズに話をしていたので、僕は「ずいぶんと大人っぽいなぁ」と思いながら聞いていました。
(あとで彼女は、「みんながいたから話せた」と言ってくれたのですが)
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アーティストの中には、僕が卒業した専門学校の出身の人もいました。
チャンスがあれば話せればいいな、と思っていたのですが、彼は他人とずっと話していたので話しかける機会がありませんでした。
また、実はこの日のために、こっそり作品ファイルを作って持ってきていたのですが、誰にも見せる機会がなかったので残念でした。
それでも、なかなか面白いものが見られたと思います。
Keisuke