お久しぶりです。すっかり投稿が途絶えてすみません…。
10月2日に、4ヶ月間滞在した富良野から戻ってきました。
富良野では楽しかったことや辛かったことなど、いろいろ経験しましたが、たくさんありすぎてここでは書き切れません。
そのうち、何らかの形で作品としてまとめられればいいな…と思います。
ではでは。
Keisuke
木庭啓介のウェブサイト
お久しぶりです。すっかり投稿が途絶えてすみません…。
10月2日に、4ヶ月間滞在した富良野から戻ってきました。
富良野では楽しかったことや辛かったことなど、いろいろ経験しましたが、たくさんありすぎてここでは書き切れません。
そのうち、何らかの形で作品としてまとめられればいいな…と思います。
ではでは。
Keisuke
休みの日は、晴れていれば自転車で周囲を走ります。
自転車は、寮で借りることができます。
最近描いた絵を投稿してみます。
Keisuke
さて、僕は富良野でどんな仕事をしているかお伝えします。
いろいろやりました。
玉ねぎのスプリンクラーの配管運びから、カボチャの苗の定植、石の多い畑を機械のふるいにかけて、石と砂を分ける作業などです。
正直、農作業をなめていました。
特に初日の配管運びは本当にきつくて…。
もうやめようかと思ったのですが、なんとか続けられてここまで来ています。
最近は仕事がないのか、工場ばかり行っています。
そこで工場内の清掃や、麦が入っていた袋を二人で畳む作業、腐った玉ねぎが入っていたコンテナを洗う作業などです。
今、絵を描くこととは掛け離れた現場にいるので、戸惑うことも多いです。
ですが、この経験をまた絵に生かすことができると思います。
Keisuke
お久しぶりです。
現在、僕は北海道の富良野にいます。
9月末まで、農作業をする予定です。
働き始めてから、約一週間が経ちました。
いろいろお話したいことはあるのですが、とりあえず現状の報告まで。
Keisuke
今週の日曜日に、セツ・モードセミナーで卒業式が行われました。
当日は、前日まで降っていた雨が上がって、とても良い天気。
卒業式にはぴったりです。
11時半に会場であるセツの校舎に入ると、すでに多くの人たちでごった返していました。
2Qから4Qまでの生徒たちに加えて、お世話になったモデルさんたちまで!
久しぶりに顔を見た生徒もいます。
校舎内は人が多かったため、中庭で待機。
山桜はすっかり花が散って、葉が出てきていました。
ここは僕のお気に入りの場所だったのですが、これで最後ですね。
卒業式は12時開始予定でしたが、20分ほど遅れてスタートしました。
式はロビーで行われ、堅苦しい雰囲気は全くありません。
まず始めに現在の経営者である長沢秀さんの挨拶があり、次に終身名誉生徒のTさん、ベテランモデルのWさんからの言葉がありました。
中でも、Wさんの「自由にはそれ相応の責任がある」という言葉には、はっとさせられました。
セツがいくら自由の学校だと言っても、決して自分勝手に振る舞ってはいけません。
それは相手の自由を侵害することにつながるからです。
僕もときどき自分のことしか見えていない事があるので、気をつけないといけない…と思いました。
次いで、卒業証書の授与が行われました。
生徒の数が多いため、全ての人に渡すのではなくQごとの代表でした。
すると、司会役のMさんからいきなりの発表。
「4Q昼を代表して、木庭啓介さん!」
えええ~!僕が代表?
それまでアイウエオ順で一番早い人に渡していたのに、いきなり僕の名前が呼ばれてびっくりしましたよ…。
その真意を尋ねることはできなかったのですが、これも職員方から僕に向けての「頑張れ」というメッセージではないかと、前向きに受け止めていきます。
ちなみに、卒業証書には節先生によるヌード・デッサンが印刷されていました。
モデルは先ほど挨拶をしていたWさんです。
こういうところもセツらしいなぁ…と思いました。
そして式の最後に、校歌が歌われることになりました。
楽譜と歌詞が書かれたプリントが生徒たちに手渡されました。
「セツ・モードセミナーに用はない」?
何じゃ、このタイトルは。
しばらくすると、どこからか音楽が聞こえてきました。
なんと、そこで演奏していたのは司会役のMさんに、男性モデルとその奥さん。
それぞれサックス、バイオリン、アコーディオンを担当しています。
それに合わせ、合唱隊が歌っていました。
この日のために即席で演奏団を作り、たくさん練習したそうです。
僕はちょっと感動してしまいました。
初めて聴く曲だったのですが、すぐに覚えて歌うことができました。
元々はフランスの楽曲だったのをアレンジしているのだとか。
式が終わり次第、パーティーが始まりました。
セツカフェのカウンターやロビーの机の上には、グラスに入ったワインやジュース、料理が並んでいます。
このご馳走は、料理が得意な生徒たちが朝早くから作っていたものです。
料理は中庭にも持ち込まれたので、僕はそこで食べました。
今まであまりお話しできなかったモデルさんとも、会話することができましたよ。
最後に外の階段で記念撮影をしてから、生徒たちが職員に花束を渡し、解散。
その後、多くのメンバーは二次会に行きました。
しかし、僕は大人数が集まるパーティーが好きではないのと、「コーヒー&ギャラリーゑいじう」の展示作品を搬出するため、参加しませんでした。
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ちなみに、僕の卒業と共にセツは閉校を迎えます。
経営者の秀さんによると、節先生の生誕100年を記念して、その魂を天国に届けてあげたいとのことです。
その最後を見届けることができて、良かったと思います。
何かしら運命的なものを感じずにはいられませんでした。
さて卒業後、僕はどうするのか?
ある程度は決まっていますが、まだここで書くことはできません。
でも、2年間やりきった感じはするので、心置きなく次に移れると思います。
ばいばい、セツ・モードセミナー。
楽しかったよ。
Keisuke