個展「きにわのにわ」終了しました

個展「きにわのにわ」終了しました。

入り口のボード
入り口のボード

最終日は、5時過ぎから撤収作業を行いました。

設営に引き続き手伝ってくれたOさんとHさん、ありがとう!

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会場には僕が思っていたよりも、たくさんの人が来てくれました。

セツの生徒たちや先生方はもちろん、昔通っていた専門学校の同級生やカウンセリングの先生、隣に住んでいる奥さん、北海道で出会ったサイクリストの人まで!

皆さん、本当にありがとうございました。

コメントも予想以上に多く頂きました。
(残してくれる人は少ないかな、と思っていたのですが)

返信はできませんが、全て大切にさせて頂きます。

「こんなところに行って、こんな体験をした」ということが、見る人に伝わったようで、とても嬉しいです。

現場の雰囲気も、うまく伝わっていればいいな…と思います。

また、僕のホームページを見ている人も意外と多くて、うっかり油断はできないな、と思いました(笑)

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実は、個展が始まる前まで「僕のようなものが本当に個展を開いていいの?」と思っていました。

初めてということもあって、かなりプレッシャーを感じていたのも事実です。

僕の絵柄は写実寄りで(まだ技量は足りませんが)、自由奔放なセツの画風ではないですし、学校の顔としてはどうなのかなと考えていました。

でも、今では「やってよかった…」と思っています。

このような機会を与えてくださったセツの先生方には、本当に感謝しています。

もう一度、ありがとうございました!

今はこんな気分
今はこんな気分

Keisuke

個展「きにわのにわ」を開催中です

引き続き、個展「きにわのにわ」を開催中です。

ギャラリーの外側から
ギャラリーの外側から
中はこんな感じ
中はこんな感じ

厳しいことも言われるかな…と心配して(ある程度は覚悟して)いたのですが、実際にはそういうことを言う人もおらず、皆さん優しいです。

「癒やされる」という声を聞いて、僕も嬉しく思います。

コメントを書いてくれる人にも感謝です。

意外と評判が良いのが、「きにわのにわ」というタイトル。

実は、このタイトルを考えたのは僕ではなく、職員のMさんでした。

「『きにわのにわ』ってタイトル、いいんじゃない?
 絵のコンセプトとも合っているし」

「う~ん、そうですか…」

最初にそれを聞いたとき、僕はあまり乗り気ではありませんでした。

ですが、他にいいものが思いつかなかったので、最終的にはこれで行くことにしました。

半分ふざけたネーミングに聞こえるかもしれませんが、今では気に入っています。

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この個展の打診が来たのは、風景写生会が終わってからしばらく後のことでした。

僕を呼び止めたのは、写生会の講評をしてくれたH先生です。

「どう、個展をやってみない?」

「ぜひ、お願いします!」と、僕は二つ返事。

個展が決まると、周りからも「おめでとう!」と言われて、僕は一時的に舞い上がっていました。

7~8月に行った北海道でも、たくさん絵を描くことはできましたし。

ただ、その反動なのか、開催の一ヶ月前くらいからネガティブになってしまって、個展のことを考えたくない時期もあったのです。

そのときまでに絵はできていたので、あとは展示するだけだったのですが。

何がそんなに嫌だったのか、はっきりとは言えません。

批判的な意見が怖かったのかもしれないし、来てくれた人をがっかりさせたらどうしよう、と思っていたのかも。

ただ、そういう性格も含めて、絵に現れているんじゃないかな…と思います。

そのときの心境
そのときの心境

一時期、絵を描くのが辛くなって、しばらく学校を休んでいました。

開催の一週間前に、僕はある用件で学校に電話して、受付のDさん(とてもエネルギッシュな絵を描く人です)に、精神的に辛くなっていることを打ち明けました。

「気分転換に、学校に来るのもいいんじゃないですか?
 一人で描いていると、煮詰まってしまうこともあるし」

Dさんはそうアドバイスをしてくれました。

そこで僕は久しぶりに学校に行き、悩みをクラスメイトに打ち明けました。

また、当時個展を開いていたEさんに話を聞いたところ、個展の前に辛くなったり落ち込んだりするのは、決して僕だけではないとのこと。

彼女も、何度も辞退しようかと考えていたそうです。

それを聞いた僕は少し楽になって、どうにか開催までこぎ着けられました。

今になっては、事前にもう少し宣伝してもよかったかなと思います。
特に「四谷デッサン会」では言っておくべきでした。

ただ、どうしても大勢の前で「個展を開催します!」と言えなかったのです。

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というわけで、10月8日(土)まで開催しています。

お時間とお暇のある方は、ぜひお立ち寄りください。

Keisuke

「極美展」に行ってきました

先日、上野の東京都美術館で行われていた、極美(きょくび)展に行ってきました。

この展覧会は、今年で22回目を迎える伝統のあるものです。

今年から初めて青年部が創設され、人物デッサンのコーナーが設けられることになりました。

僕は協会の会員であるYさんに声をかけられて、この展覧会に作品を出すことを決めました。

(Yさんは大ベテランですが、同時に現役のセツ生徒でもあります)

作品は「四谷デッサン会」で募集していました。

事前にデッサン会で合評が行われ、僕は数点持っていった中で、最も評価が高かった若い男性の作品を展示することにしました。

「モノクロで描く」という縛りがあるため、セツの授業で描いた鉛筆の作品です。

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ちょうど個展と時期が重なってしまったので、なかなか足を運べなかったのですが、最終日にあたる日曜日に、なんとか行くことができました。

上野駅で降り、公園内にある東京都美術館に向かいます。

当日は久々に天気が良く、10月なのに外を歩いていると暑いほどでした。

上野公園
上野公園

休日だったので公園内は人出が多かったです。

雑貨や飲食品を売っている屋台が軒を連ねている中を歩き、美術館に到着しました。

美術館の入り口
美術館の入り口

エレベーターで二階まで上がります。

会場は思ったよりも広く、さまざまな作品が展示されていました。
特に大きな作品はそれだけで迫力を感じます。

会場の様子(写真撮影OKとのことです)
会場の様子(写真撮影OKとのことです)

横綱の日馬富士の作品も二点展示されていました。

初めて知ったときには「ええ、あの人絵を描くの?」と意外に思いましたが、思いのほか上手でびっくり!

主に富士山をモチーフにして描くことが多いそうです。

また、知り合いのセツ生徒たちの作品も何点か展示されていました。

そして、これが人物デッサンのコーナーです。
こうやってずらりと並べられると、迫力がありますね~。

人物デッサン
人物デッサン

僕の作品はこちら。

僕の作品
僕の作品

この場所の近くには、消しゴムでスタンプを作るというワークショップのコーナーがありました。

スタンプを押すだけなら無料なので、僕も紙に押しました。

スタンプ
スタンプ

そのとき、僕が作品を展示していることをワークショップの担当の女性に伝えると、興味を持ってくれていろいろ質問してきました。

「ああいう人物デッサンを描くときに、何かコツってあるんですか?」

「描き始める前に、必ずモデルさんの周りを一周します。
 最も美しく見える場所を探すんですよ。
 いきなりその場でぱっと描き始めないんです」

「ほお~なるほど」

また、僕は個展を開催するという話もしましたが、このときダイレクトメールを持っていなかったのが残念!

最後に、事務所でカタログを買って帰りました。

Keisuke

個展「きにわのにわ」の搬入作業

土曜日に個展「きにわのにわ」の搬入作業を行いました。
(手伝ってくれたOさん、感謝です!)

中はこんな感じです。
四六判半切のタブローを14点展示します。

中の様子(1)
中の様子(1)
中の様子(2)
中の様子(2)
ファイル置き場
ファイル置き場
外から見たところ
外から見たところ

10月3日(月)から、8日(土)までです。
お時間とお暇のある方はぜひ!

Keisuke

個展「きにわのにわ」開催のお知らせ

個展開催のお知らせです(告知が遅くなってすみません…)。

10/3(月)~10/8(土)の期間、セツ・モードセミナーのギャラリーで個展を開催します。

時間は13:30~21:00(最終日は17:00まで)です。

タイトルは「きにわのにわ」です。
(考えてくださった職員のかた、感謝!)

今年の夏に北海道で描いた風景画や、身近な場所で描いた風景画を展示します。

美瑛の「三愛の丘」
美瑛の「三愛の丘」

僕は10/4(火)と10/6(木)の17:00~18:00にはギャラリーにいます。
その他の時間も、できるだけギャラリーにいる予定です。

セツへのアクセスはホームページを参照してください。
セツのブログの記事に僕のことも少しだけ載っています。

気が向いたら、遊びに来てください!

Keisuke