本日、セツ・モードセミナーの最初の授業がありました。
「顔デッサン」という内容です。
10分で一枚の絵を仕上げないといけないため、どちらかというとデッサンというよりも、クロッキーに近い内容でした。
普段はモデルを呼んで描くことが多いようなのですが、今回は初めての授業ということで、生徒たちがかわるがわる交代でモデル役になりました。
みんなでモデルを囲み、立ちながら(モデルに近い人は地べたに座りながら)顔を描きました。
デッサン(クロッキー)を描くのはとても久しぶりです。
モデルが正面を向いている絵は、ある程度描くことができました。
しかし、上を向いたアオリの絵はどうやって描けばいいかわからず、非常にバランスが悪い絵になってしまいました。
鼻の穴が見えている絵なんて、どうやって描けばいいのやら。
ま…まぁ、これから上達する余地があると前向きに考えます。
※モデルの人には許可を取ってあります。
二巡目に僕もモデル役に指名されたので、椅子に座ってポーズをとりました。
僕は石になったつもりで、正面をボーっと向いていました。
ところが、ふと「周りの人はどんな絵を描いているのだろう?」と気になると、急に落ち着かない気持ちになってしまいました。
無心になって座り続けるのは、思ったよりも大変なことです。
授業は休憩時間を含めても三時間ほどですが、終わった後は少しぐったりしてしまいました。
それだけ絵を描くことに集中できたのかもしれません。
この感覚は久しぶりのような気がします。
欲を言えば、授業が終わると生徒たちはさっさと描いた絵を仕舞ってしまったので、みんながどんな絵を描いていたか知りたかったです。
とはいえ、なかなか手ごたえのある内容の授業でした。
もっと上手になりたいです。
Keisuke