7月21日(木) 自宅→フェリー(移動日)

今日が出発日です。

僕は地元の駅の改札で、さっそく「青春18きっぷ」の一回目の分を使うつもりでした。
…が、いつもの癖でスイカで入場してしまいました。

電車に乗った後に気付きましたが、時すでに遅しです。
結局、この日は「青春18きっぷ」を使うのを諦めました。

上野駅で常磐線に乗り換えて、水戸駅へと向かいます。

常磐線
常磐線

今年は梅雨明けの時期が遅く、まだすっきりとした夏空は見られません。
湿度は高く、外は厚い雲が立ちこめています。
ときどき細かい雨が降り、窓ガラスを濡らしていました。

車窓から
車窓から

水戸駅で鹿島臨海鉄道に乗り換えます。

鹿島臨海鉄道
鹿島臨海鉄道

大洗駅で電車を降り、徒歩でフェリーターミナルに向かいます。

大洗駅前
大洗駅前

道がわかりにくかったため、途中で道路工事のおじさんに尋ねました。
荷物が重い!予想以上のしんどさです。

大洗マリンタワー
大洗マリンタワー

20分ほどでフェリーターミナルに到着し、ロビーで乗船の手続きを済ませました。

フェリーターミナル
フェリーターミナル
受付のロビー
受付のロビー

待合室の椅子に座り、一息つきます。

待合室から
待合室から

それから、北海道で泊まる予定のライダーハウスに予約の電話を入れました。

時間が余ったので、待合室にいる乗船客の姿を描きました。
実は大きな紙の他に、小さなスケッチブックと、固形状の透明水彩を持ってきていたのです。

出発を待つ人たち
出発を待つ人たち

そのうちに乗船のアナウンスがあり、僕はフェリーに乗り込みました。
船の名前は「さんふらわあ さっぽろ」です(今はリニューアルされているようですね)。

利用するのは、エコノミールームという最も安い部屋です。
中は大部屋で、利用者が雑魚寝をするようなスタイルです。
昔、自転車で北海道を回ったときにも乗ったことがあるので、ある程度なら勝手はわかっていました。

一人一人には幅が70センチほどのマットと、シーツが割り当てられていました。
まだハイシーズンではないため、部屋の中はそれほど混雑しておらず、それほど圧迫感はありません。

エコノミールームの室内
エコノミールームの室内
マットを敷いた
マットを敷いた

僕は部屋に荷物を置くと、さっそく風呂に入りました。
大きな窓からは、フェリーターミナルが一望できます。

風呂から上がり、部屋で休んでいると、フェリーが出発する午後6時半になりました。
これから19時間かけて苫小牧港まで向かいます。

いよいよ出港
いよいよ出港

窓越しにだんだん離れていく陸地の姿を見ながら、僕はこれからの旅行が楽しみでもあり、少し心細くなってもいました。

波はそれほど高くありませんが、それでも揺れて、少し気持ち悪くなってしまいました。

それから、僕はレストランに向かいました。

レストラン
レストラン

夕食はバイキング形式です。
朝食(または昼食)とセットになって2400円。

夕食
夕食

おいしかったけれど、高いんじゃないですかねぇ…。

 

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