前置き

2016年の7月下旬から8月上旬にかけて、北海道へ旅行に行ってきました。

北海道を旅行するのは、これが2回目です。
実は2005年に一度、自転車で回ったことがあります。

以下の絵は、そのときに描いたスケッチです(ああ、懐かしい…)。

富良野
富良野
美瑛
美瑛

このときは、10月にセツのギャラリーで個展を控えていました。

そのため、涼しい場所で雄大な自然を眺めながら、絵を描きたいと考えていたのです。

旅をするのは20日間で、北海道を回るのは18日間の予定でした。
(実際には、もう少し長くなってしまったのですが)

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さて、2005年に行ったときは自転車でしたが、今回はスケッチ用具が多くなるため、電車と徒歩で回ることにしました。

計画では大洗まで電車で行き、フェリーで苫小牧(とまこまい)まで渡ります。
そこから電車で千歳・富良野(ふらの)・美瑛(びえい)・釧路・帯広を回り、最後にまた苫小牧からフェリーで帰るルートを考えました。

今回の旅の目的は3つあります。

1.富良野のラベンダー畑を描く
2.美瑛の丘を描く
3.釧路湿原を描く

電車は「青春18きっぷ(wikipedia)」で回ります。
これは、JRの普通電車なら一日どこまで行っても乗り降りが自由という券です。
(原則として、新幹線や特急・急行列車は乗ることができません)

値段は11850円で、5日分まで使えます。
つまり、一日に2370円以上の区間を乗るなら、お得ということになります。

使用する日は、入場時に駅員にハンコを押してもらいます。
当日限りなら駅の改札を出入りしても構いません。

宿泊場所は主にライダーハウスを利用します。
これは主にバイクや自転車で旅行している人が利用する、格安の宿泊施設のことです。

だいたい500円から1500円程度で泊まることができます。

本州にもいくつかありますが、ライダーたちのメッカである北海道は最も数が多いです。
(2015年に長野の白馬に行ったときにも、ライダーハウスを利用しました)

ただし、寝具は置いていないので、寝袋を持っていく必要があります。
また、基本的には雑魚寝で、プライバシーが確保されているとは言い難いですね。

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旅に出るときは、いつも前日にばたばたしてしまいます。
今回はなるべく早めの準備を心がけていましたが、結局、やはり前日までかかってしまいました。

今回は、リュックを2つ持って行くことにしました。

一つはモンベルのゼロポイントで、赤い大型のリュックです。
スペインの旅行の時にも持っていったものです。

これにはいつものように、スケッチ用具一式を入れています。
それに寝袋も入れると、これだけでリュックは一杯になってしまいました。

さらに、四六判半切サイズ(広げた新聞紙より、やや小さい程度)の紙を入れる筒を2本用意し、リュックの両側に筒のベルトを通して固定しました。
さながらロケットエンジンの燃料タンクのようです。

この2つの筒には、片方に7枚ずつ、合計で14枚の紙を丸めて入れることにしました。
これだけの枚数を描けるかわかりませんが、失敗したときに備えて多めに持っていきます。

もう一つは、ノースフェイスのやや小ぶりのリュック。
これには、着替えや洗面用具、歯ブラシやひげ剃りなど、生活用品を一通り入れてあります。
また、「ツーリングマップル」というライダー用の地図や、電車の時刻表も入れました。

北海道は、場所によっては暑かったり寒かったりします。
とりあえずヒートテックの下着や、フリースも持って行くことにしました。
(これが結構かさばってしまうのですが…)

これらを100円ショップで買った圧縮袋に入れ、リュックに詰め込むと、こちらもパンパンになってしまいました。

この二つのリュックを、前と後ろに背負うことにしました。

試しに背負ってみると…お、重っ!
多分、合計で10キロは越えているでしょう。
これだと、あまり長い距離は歩けそうにもありません。

ただ、僕はキャスター付きのキャリーバッグが好きではないのです。
仕方なく、この格好で行くことにしました。

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この旅行のことは半分楽しみでもあったのですが、なんとなく場違いというか、行くことに対して違和感があったのも事実です。

やるべき事をやっていないというか、人生の宿題を終えていないというか。
…この感覚を、文章にするのは難しいのですが。

すでにフェリーの予約は取っていましたが、キャンセルしようかぎりぎりまで悩んでいました。
行こうと決めたのは当日の朝になってからです。

 

次の日に進む 7月21日(木) 自宅→フェリー(移動日)